深夜零時
そこには沢山の人集りがあった。
係員に招待状を見せ
続々と建物に吸い込まれてゆく。
吹き抜けになった階段の踊り場で
招待リストに名前があるかどうか確認し
そして二階へ進み、2ドルの寄付金を払うとやっとそこに辿り着く。
そこには沢山の風船が飾り付けされていた。
1970年のヴァレンタインディ 647番地。
全てはそこから始まった。
そして現在も続いている。
スタイルを全く変えずにだ。
変えなかったからこそかもしれない。
何にせよ、伝説になることは間違いない。
そしてスタイルは死なない。
スタイルは永遠に
死なない。
Enharmonic
COLUMN