モダンデザインの父
ウィリアム・モリス
19世紀後半の英国において興った
Arts and crafts movement
その中心人物。
アーツ・アンド・クラフツ・ムーブメント
とは
19世紀当時の産業革命に台頭してきた
機械による安価で
粗悪な大量生産品を産み出す方向への
アンチテーゼであり
手仕事を重視し
工芸を芸術にまで高めようとした
芸術家たちの運動である。
この運動には ジョン・ラスキン の思想が大きな影響を与えている。
その思想は
本質が良ければそれを忠実に表現さえすれば
反映である形態も良くなる。
中世ゴシック建築の外部形態に表れた装飾美は
中世社会によき精神が育まれた証。
良き物を産み出すには
良き社会精神が必要であり
良き物には深い愛情と
深い愛着が湧く。
アーツ アンド クラフツ ムーブメント
そのまま現代に置き換えるには無理があるが
現代に必要な
心を豊かにする
ヒントになるのではないだろうか?
Enharmonic
COLUMN