COLUMN

麻の変化

ひとむかし前

麻は春や夏の素材として扱われていた

それが最近では

麻を秋や冬に扱うことも多くなってきている

麻100%の表記ではもちろんないが

混紡といって麻の繊維と他の繊維を紡績して

糸にしていくというものだったり

交織といって麻の糸とその他品質の糸をタテとヨコで

打ちかえたりするものだったり

そうすることで

麻100%のものとは

表情が異なる素材に変わっていく

麻が少しずつ進化をしているという証だ

素材もこうして

少しずつ姿を変え形を変え

進化しているのだ

Enharmonic