わたしたちがコレクションの中でもよく使用する 麻
大きくわけてリネンとラミーという種類があり
リネンは繊維が長いことから柔らかい風合いだったり
ラミーはその逆で少し固めの風合いだったりと
それぞれ別の特徴をもちます
そんな麻の歴史はとても古く
昔は寝具などで多く使われていました
ちなみに
ホテルなどにあるリネン室というのは
このリネンの寝具の保管庫という意味で
リネン室といいます
また
軍需産業でも幅広く使われており
テントや軍服やトラックの帆などに
使われておりました
この2016SSのコレクションでは
その麻を
日本軍にも供給していた
京都のアカイという会社のファブリックを使用しています
これは生地のブランドと言っても過言ではなく
日本の誇るリネンブランドのひとつと言えるでしょう
太目におられた糸を用いて厚く仕上げた素材です
麻とは思えないくらいの風合いを感じられます
アイテムはコートです
麻には寝具で使用されていたことでもわかりますが
清涼感もあり保温性もあります
オールシーズン着用可能な麻を
TAVERNを通して感じてみてはいかがだろうか
Enharmonic
COLUMN