ファッションに流行があるように
素材にも流行がある
最近でいうと
コットンなどの天然素材をまるで合繊素材のように見せるテクニック
糸を細くして撚りを変えてナイロンタッチのようにすることで、その風合いを天然繊維から遠のけている
また合繊素材はより天然素材のような風合いになるように仕上げられている
ちょうど天然素材と合繊素材がクロスオーバーしている状態
この感じがとても良い
なぜなら
例えば風合いは天然素材だが組成は合繊繊維なので合繊素材の機能
すなわち
撥水や透湿などをもっていることも多々ある
またその逆もあって
天然素材と見せかけて合繊素材であるということは
合繊な見かけだが天然機能があるため
肌にやさしかったりという特徴がある
デザインする側からいうと
素材軸が増えたような印象である
この先
衣類を購入する際は
すこし店頭で素材も注視してみるのも良いのではないだろうか
Enharmonic
COLUMN