ベルギーにダッフルという港町がある
その名を持つダッフルコートは
17世紀に北欧の漁師が着用していたものが
起源とされている
手袋を使用したままでも
取り外ししやすいフロントの止めの仕様
周りに存在していた
木やロープを使用したからこその部材
後に
これをジョン・パートリッジというデザイナーが製作
後に
イギリス軍に採用され
後に
アイビーリーグで流行し・・・と
時代は流れていった
四世紀半という時間を
しかし
そのなかで変わらなかったことがある
それは
デザイン
小さな変化こそあれど
大きな変化はしていないという
本当に必要だった理由があると
その意味合いが強すぎて
半端な変化や
半端な理由は
通用しない
モノが歴史を語るとは
こういうことも
そのひとつなのでわないだろうか
Enharmonic
COLUMN