COLUMN

雑誌

ここ数年

ファッション雑誌を見ていて感じていることがある

それは洋服のデティールや生地の特徴を細かく説明している内容の記事

果たして消費者にそこまでの知識が必要なのかと感じさせる内容まである

しかし、これは日本にファッションという文化が根付いてきているということではないだろうか

自分たちの身に着けているものを深く知りたいという消費者の心理がそういうものを作り出しているのではないかと

多くの人が膨大な知識を持ったとき、そのもののレベルはあがる

きっと日本のファッションのレベルはまだまだ上がるに違いない

そういう雑誌を見て育った消費者が溢れる数年後に

new something

縛りを設けてみる。


例えば明日から利き腕を使わない。と、、、


今までの当たり前が当たり前ではなくなる。


歴史をみてもそう。


そんな縛りから新しい何かが生まれてくる。


たまに自分だけのルールを設けてみては?


きっと、まだ見ぬ自分に出会えますよ。


Enharmonic










点字 T


このTシャツについた胸ポケット

近くで見るとポケットではなく、点(点字)の集合体

実は、柄で表現したポケットの形をしたプリント


これは、視覚を錯覚させたトリック

それは、見えるということだけ

すべてを受け入れてはいけないというメッセージ


触れてみれば、厚みのあるプリント

点字として成立している

読み取れるもの

その内容を

後ろの裾に


Enharmonicが伝えたいメッセージを点字で


music saves the memories
music brings out the emotions
music brings back the love
the love saves the day


音楽は記憶を保存する
音楽は感情を引き出す
音楽は愛を取り戻す
愛は成功をもたらす



*このTシャツの売り上げの一部が
筑波大学付属盲学校に寄付されています

TAVERNを象徴する昆虫

国にはそれぞれを象徴する植物や動物がいます。

TAVERNにとってそれは


昆虫です。

そうです。
シャツやカットソーに刺繍されたあれです。


あれは、蝿でもなければ蜂でもありません。



ハンミョウです。

登山などを趣味にされている方ならごぞんじかもしれません。

ハンミョウの別名は


“道しるべ”

と言います。

人が近づくと前方に移動し止まる、また近づくとまた前方に移動し止まる。
これが道を先導しているようにみえることから、登山家が道中に見つけると縁起が良いとされています。


TAVERNでも、精神の奥底の感情を表現すべく、


迷わないように。

そして、


道しるべになれるように。



そんな願いが込められています。





Enharmonic




水玉

TAVERNのジャケットのチーフの遊びは水玉柄になっています。

これにも実のところ理由があります。

プレッピーが好きな方はお解りになると思いますが、

そうです。

ウィンストン チャーチルです。

TAVERNではチャーチルが1943年にハーバード大学で行った演説


「将来の帝国は心の帝国だ。」


という言葉に感銘を受けたチャーチルへのオマージュ。

TAVERNの水玉にはそういう意味が込められています。


Enharmonic





balance toy

balance toy


そう、ヤジロベエです。


日本の伝統的な玩具で、繊細なバランスで揺らして遊ぶあれです。


人の形をしていて、胴の先が細くなってお
り、左右に伸びた手の先についている重りでバランスをとる。



日本らしい玩具だと思いませんか?


シンプルなところでバランスを実現し、遊びがある。



シンプルなところでバランスを実現し、遊びがある。




斯くありたいものです。

Enharmonic

メッセージ

洋服を着ていて、
洋服を見ていて、

ふと、

ちょっとした違いに気付いた事はありませんか。

すごく細かい点。

例えば、
有るべきトコロに在るモノが無い。
他とは異なると感じる違和感。

もし、

そういう点に気付いたら、
一度、考えてみて頂けませんか。

なぜ、
それが、
そのようになっているのか。

と、いうことを。


なぜなら、

それは創り手のコダワリ。

理由があるから、それがある。
創りたいものを作るためにそれをしている。

創り手のメッセージ。

Enharmonic TAVERNの服を着たら、
Enharmonic TAVERNの服を見たら、

ふと、

このコラムを読んで頂けませんか。



見えないメッセージを、

この場で伝えられる術を用いて、

表現していきたい。


Enharmonic







ファッションのチカラ

明日、と言うか、今日ですね。
5/20、21、22はroomslinkにて展示会です。

TAVERN単体としても勿論ですが、

こんな時だからこそ、アパレル全体として、

ファッションの可能性

ファッションの素晴らしさ

ファッションの強さを感じられるような合同展になったら良いな。


そう。

ファッションって、


素晴らしい。

Enharmonic

2011A/W ACADEMY T.IVY

代官山での個展は一先ず終了し、

来週はいよいよroomslinkです。

今後の5年、10年先を見据えたとき、

どうしても観せたかったテーマでのコレクションです。

是非roomslinkでご覧になってください。

Enharmonic





designとは何か?

震災から一ヶ月経って思う事。


愛をもって、


嘘なく。


誠意をもって、


偽りなく。


後世に何か残る


後世に何か伝わる


そんな物創りをしていきたい。



TAVERNはそんなブランドでありたい。





ENHARMONIC