COLUMN

大切に着るということ

量産時代の昨今

ワンシーズンで終わらせてしまうアイテムも多い

でも

本当はもう少し着れるはず

終わらせる必要はない

大事なことは

それに見合ったケアを行うということ

年末の最後に

一度自分の着ていたものを見直して

それに見合ったケアをしてみるのはいかがでしょうか

きっと良くなって

また愛着をもてるアイテムになってくることでしょう


Enharmonic

matching

お洒落を楽しむ為に

様々な組み合わせを考える。

シャツとネクタイ

上半身と下半身のサイズ感

パンツの丈とシューズ

バッグや小物使い

これらを

色の組み合わせや素材感を考慮しつつ

バランスをとる。

では

素材の特徴でマッチングを考えてみたらどうでしょう?

冬に大敵な静電気

フリース(ポリエステル)にはウールのマフラーを巻くより

アクリルのマフラーの方が静電気は起きにくい。

ウールコートの下にウィンドブレーカーなどを着る場合

ポリエステルではなくナイロンの方が起きにくい。

そんなマッチングを考えて

コーディネートするのも

お洒落の一つなのではないだろうか?

Enharmonic

情報の中に

寒い冬がようやくきましたね

今年は例年に比べて少し遅いかな

冬の売り場を見ていると

よく目にするのが機能素材

化学繊維で保温性などをうたっているものがとても多い

しかし実際にその機能はピンキリだったりもする

機能の質ではなく

その機能が付いていることが大事

その結果

様々な機能を付けすぎて

情報ばかりが増えすぎて

頭デッカチにでもなってしまうかのような

本来必要であるその服の情報が

それによって隠れてしまっているように思う

本当に伝えたいことはそんなことではないはずなのに

Enharmonic

見えないデザイン

服を創るためには

それに必要な材料が無くてはならない。

ボタン ドット釦 ファスナー ホック バックル

デザインによっては

他にも沢山の付属が必要である。

そんな付属の中でも必ずと言ってよい程

使用するモノ

芯地である。

薄いものから厚いもの

柔らかいものから硬いもの

織物や不織布

水溶性のもの

麻芯

毛芯

上げたらキリがないほどの種類があり

これを 襟 袖口 前立 胸 など

生地やデザインや仕上げ方で

使い分ける。

裏地などに隠れ ほとんど目に見えない

注目されないものだが

決して省くことの出来ない

その名の通り 芯 となるモノ。

Enharmonic

流行り廃り

流行り廃り(はやりすたり)

という言葉があるように

流行として爆発したものは

遅かれ早かれ散ってしまうという

これはファッションで言うところの常

しかし

言葉ではその減少を超越したものがある

例えば チョー◯◯ のチョーという言葉

元々はギャル語として登場し

時間をかけて中年層まで広がり今ではひとつの言葉として定着している

もちろん新しいわけではなく

超という元々存在したものではあるが

今ではフツウに使用されるまでになっている

このカタチも

理想形のうちのひとつ

爆発して散るのではなく

爆発して燃え続けるということ

そしてそれこそが定番と言われるもの

何よりも強い

現代に合った本当の意味で


Enharmonic

Secret seasoning

隠し味

料理の味を引き立てるために

少量の調味料を加えること とある。

この隠し味

もしそれを使わなくとも

料理としては成立する。

では何故それを入れるかといえば

バランスを整えたり

深みを出す為だったり

とにかく更にクオリティを上げる為の行為であろう。

隠し味

これは他ジャンルにおいても

共通した何かがあるように思う。

そして時に この隠し味に気づかない場合も

多々あるとは思うが

気づかないからといって

こういうものを省いてはいけない

人間として

とても大切なコトのように想う。

Enharmonic

コラボレーション

ファッションとは

近年で言うところの

オシャレをするということ

世の中では

コラボレーションと題して

ブランドとブランドが

各々の良さを尊重しあうカタチで行ってきた

しかし

最近のコラボレーションは

少しずつ変わってきた

ブランドとブランドいう小さな要素から

ファッションと他の何かというカタチに

変わってきている

その例えとして

ファッションとフードカルチャーがあげられる

多くのメゾンも

カフェやレストランというカタチで行なってきた

そうすることで

カフェやレストランをオシャレに演出してきた

そして

このコラボレーションにはまだまだ可能性がある

最近よく見かける機能素材

通気性や吸水性など多岐にわたるが

この延長線こそが

次なるファッションとのコラボレーションである

それは恐らく

衣と医

すなわち

医療


Enharmonic

ephemeral beauty

日本人の美意識の一つに

儚さ

というものがあるように思う。

刹那的であるからこその美しさを

先人は見出してきた。

実に繊細な感覚ではないか。

換えが効かなかったり

劣化していったり

それが永遠ではないからこそのそれは

大切にされ

手間を掛け

愛おしく感じたに違いない。

人の夢と書く

儚さではあるが

美しいと感じる感覚は

次世代に繋いでゆきたい。

Enharmonic

表現

表現するとい方法の中に

ダンスというひとつの方法がある

最近では学校授業などでも取り入れられてきて

日本でもダンスの文化が根付こうとしている

ダンスというのは

音に合わせて身体で表現するものを言うが

音に乗せない踊りも存在する

以前ショーの中でも取り入れたことのある

コンテンポラリーダンス

音もなく

身体の動きだけですべてを表現する

物音もほとんど出さず

踊り手の呼吸さえ聞こえて来るくらいの静寂のなかで

ひたすら踊り続ける

激しさも静けさもすべてを体のみで表現する

カタチにこそ残らないが

瞬間を刻む素晴らしいアートである

Enharmonic

The answer song

きっと答えがある

ゴールがある。

ただし ゴール出来るとは限らない。

大切なのはゴールを目指すこと

その過程

進むこと

立ち止まらないこと。

ゴール出来るかではない。

 

The answer song about some of you

ただ ゴール出来る者は

スタート地点に立った者。

立ち止まらなかった者。

Enharmonic