COLUMN

200

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この場を借りて
 
ありがとう
 
これからも
 
末永く
 
Enharmonic TAVERN とともに
 
 
Enharmonic

NEW WAVE or NEO WAVE

新しい時代はもう目の前にある

足音はすぐそこで聞こえている

もう無視できない

見て見ぬ振りできない

NEO WAVE

それぞれのthird invasionはもう始まっている

Enharmonic

アンティーク

フランス語の造語で

100年以上が経過している道具やモノを指す

家具などではとても馴染みの深い言葉である

それでは洋服はどうだろう

今から100年前となると

ちょうど1913年の大正2年にあたる

タイタニック号が遭難した翌年にあたるといえばわかりやすいだろうか

素材や縫製の造りとしてはどれも手仕事が盛り沢山の洋服であり

使われている素材も一流品のものばかりだろう

日本でいうところの着物といったところ

100年残す すなわちアンティークになる

そのためには

それだけのクオリティが求められる

それがなければ

残っていけない

今こそまた100年後のために

そんなモノづくりもあってはよいのではないだろうか

Enharmonic

together with my soul

田中久重

江戸時代から明治時代にかけ

東洋のエジソンと呼ばれた発明家であり

後に

東芝の創業者となった人物である。

彼は数多のからくり人形を世に残している。

その中でも突出した作品として

「弓曳き童子」と「文字書き人形」

この二つは世界でも高い評価を得ている。

ここに動画や細かな仕組みなどの説明は控えるが

その動きには人の体温を感じずにはいられない。

静寂の中に息づかいが聞こえてきそうな

そんな繊細さから

迷いを無くし 一気に筆を走らせる。

まさに人間そのものだ。

作者の魂が乗り移っている

と言ってもよいだろう。

斯くありたいものである。

Enharmonic

食事もまたファッション

最近街でよく見かける

Pan cake

Hot cakeの文字

ハンバーガー以来の流行の波


ファッションという言葉は

流行している服装、モノなどのことを指すという

洋服には流行がある

住居や家具や雑貨にも流行がある

そして食事にも流行はある

すなわち

これらすべてがファッションという言葉でくくることができる

最近の雑誌には

食事のコーナーもついている様に

ファッションを語る上で

どれが欠けてもならない

時代が変わるに連れて

ファッションの指す意味合いも広がりつつあるのではないだろうか

Enharmonic

Peacock revolution

最近では色鮮やかな服装をした男子を目にする。

ひと世代前だとかなり飛んだ人に見られたに違いないが

昨今のオシャレスポットでは

なんの違和感もなかったりしている。

男子の服装の色彩革命といえば

ピーコック革命がある。

1967年に

アメリカのディヒター博士が提唱したもので

プロモートしたのは化学繊維メーカーのデュポン社である。

雄クジャクのように 男性の服装にも

もっと豊かな色彩を取り入れようではないか

と唱えた。

これをきっかけにホワイトシャツも色鮮やかなシャツが増え

フォーマルウェアからカジュアル化が促されたのです。

きっと時代を早めた大きな提唱だったのでしょう。

Enharmonic

首のバランス

まるで裸足でシューズを着ているような

そんな風にみせるソックスが人気だという

それは

ボトムの裾をロールアップして着ることが今の流れになっているからだ

ボトムの丈はくるぶしくらいにして

足首をみせることが良いようだ

しかし

ボトムでこの丈感になると気になるのが

抜け感

この抜け感とのバランスをとるために考えたいのが

トップス

ボトムで抜け感を出しているので

トップスには衿のあるものや

ジャケットなどの少し

締まりのあるものを合わせてみてはいかがでしょうか

首 手首 足首

3つの首を意識して

出す 隠すでバランスを取るのも

良いのではないだろうか


Enharmonic

One hundred percent

何かを成し遂げようとする時

覚悟を必要とする。

そして疑わないこと。

出来ると信じて進むこと。

始めから疑っていたら

100パーセントの力は出ない。

結果 出来なくても構わない。

100パーセントで挑んだ結果は

必ず

新しい道を照らしてくれる。

まだ見ぬ道が

次世代にとって

歩き易くなるように。

先代が残した道を

紡ぐように。

Enharmonic

デザインの価値

過去の偉大なデザイナーたちは

今のこの時代に

デザインという財産をたくさん残している

そのデザインのすばらしさなり意味を

もっと後世に伝えていくことが必要なのではないかと思う

本当は意味があり語れるくらいに良いものなのに

それが語られることなく表面だけが模倣されていく現実

しかし

こういう風習にしてきたのも今までのファッション業界と言える

リスペクトなりリバイバルという精神を持ち

それらを再度表現するという価値観になれば

もっと素直に表現も出来るし

より進化もしていけるのではないだろうか

今一度

ファッションにおけるデザインの本質とその意味を

問い質したい


Emharmonic

IN or OUT

ファッショナブルとは

流行の先端をいっているさま

ということだが

現代では

少なからず違和感を感じてしまう。

確かに先端をいっている人はファッショナブルに違いないが

先端をいってなくとも

ファッショナブルな人はいるようにも思う。


それも服に限ったことではなく

どんな場所に住み

どんな家具に囲まれ

どんな食事をし

どんな香りを嗅ぎ

どんな音楽を聴くか?

そんな生活スタイル全般に当てはまる。

時間軸が薄まった現代

マイノリティ マジョリティ関係なく

個々の嗜好を認め

各々の価値を見い出し

共存 共有する時代である。

世間的な流行はあるにせよ

これからのファッショナブルは

人の数だけあるに違いない。

Enharmonic