NEW WAVE or NEO WAVE
新しい時代はもう目の前にある
足音はすぐそこで聞こえている
もう無視できない
見て見ぬ振りできない
NEO WAVE
それぞれのthird invasionはもう始まっている
Enharmonic
アンティーク
フランス語の造語で
100年以上が経過している道具やモノを指す
家具などではとても馴染みの深い言葉である
それでは洋服はどうだろう
今から100年前となると
ちょうど1913年の大正2年にあたる
タイタニック号が遭難した翌年にあたるといえばわかりやすいだろうか
素材や縫製の造りとしてはどれも手仕事が盛り沢山の洋服であり
使われている素材も一流品のものばかりだろう
日本でいうところの着物といったところ
100年残す すなわちアンティークになる
そのためには
それだけのクオリティが求められる
それがなければ
残っていけない
今こそまた100年後のために
そんなモノづくりもあってはよいのではないだろうか
Enharmonic
together with my soul
田中久重
江戸時代から明治時代にかけ
東洋のエジソンと呼ばれた発明家であり
後に
東芝の創業者となった人物である。
彼は数多のからくり人形を世に残している。
その中でも突出した作品として
「弓曳き童子」と「文字書き人形」
この二つは世界でも高い評価を得ている。
ここに動画や細かな仕組みなどの説明は控えるが
その動きには人の体温を感じずにはいられない。
静寂の中に息づかいが聞こえてきそうな
そんな繊細さから
迷いを無くし 一気に筆を走らせる。
まさに人間そのものだ。
作者の魂が乗り移っている
と言ってもよいだろう。
斯くありたいものである。
Enharmonic
食事もまたファッション
最近街でよく見かける
Pan cake
Hot cakeの文字
ハンバーガー以来の流行の波
ファッションという言葉は
流行している服装、モノなどのことを指すという
洋服には流行がある
住居や家具や雑貨にも流行がある
そして食事にも流行はある
すなわち
これらすべてがファッションという言葉でくくることができる
最近の雑誌には
食事のコーナーもついている様に
ファッションを語る上で
どれが欠けてもならない
時代が変わるに連れて
ファッションの指す意味合いも広がりつつあるのではないだろうか
Enharmonic
Peacock revolution
最近では色鮮やかな服装をした男子を目にする。
ひと世代前だとかなり飛んだ人に見られたに違いないが
昨今のオシャレスポットでは
なんの違和感もなかったりしている。
男子の服装の色彩革命といえば
ピーコック革命がある。
1967年に
アメリカのディヒター博士が提唱したもので
プロモートしたのは化学繊維メーカーのデュポン社である。
雄クジャクのように 男性の服装にも
もっと豊かな色彩を取り入れようではないか
と唱えた。
これをきっかけにホワイトシャツも色鮮やかなシャツが増え
フォーマルウェアからカジュアル化が促されたのです。
きっと時代を早めた大きな提唱だったのでしょう。
Enharmonic
首のバランス
まるで裸足でシューズを着ているような
そんな風にみせるソックスが人気だという
それは
ボトムの裾をロールアップして着ることが今の流れになっているからだ
ボトムの丈はくるぶしくらいにして
足首をみせることが良いようだ
しかし
ボトムでこの丈感になると気になるのが
抜け感
この抜け感とのバランスをとるために考えたいのが
トップス
ボトムで抜け感を出しているので
トップスには衿のあるものや
ジャケットなどの少し
締まりのあるものを合わせてみてはいかがでしょうか
首 手首 足首
3つの首を意識して
出す 隠すでバランスを取るのも
良いのではないだろうか
Enharmonic
One hundred percent
何かを成し遂げようとする時
覚悟を必要とする。
そして疑わないこと。
出来ると信じて進むこと。
始めから疑っていたら
100パーセントの力は出ない。
結果 出来なくても構わない。
100パーセントで挑んだ結果は
必ず
新しい道を照らしてくれる。
まだ見ぬ道が
次世代にとって
歩き易くなるように。
先代が残した道を
紡ぐように。
Enharmonic
デザインの価値
過去の偉大なデザイナーたちは
今のこの時代に
デザインという財産をたくさん残している
そのデザインのすばらしさなり意味を
もっと後世に伝えていくことが必要なのではないかと思う
本当は意味があり語れるくらいに良いものなのに
それが語られることなく表面だけが模倣されていく現実
しかし
こういう風習にしてきたのも今までのファッション業界と言える
リスペクトなりリバイバルという精神を持ち
それらを再度表現するという価値観になれば
もっと素直に表現も出来るし
より進化もしていけるのではないだろうか
今一度
ファッションにおけるデザインの本質とその意味を
問い質したい
Emharmonic
IN or OUT
ファッショナブルとは
流行の先端をいっているさま
ということだが
現代では
少なからず違和感を感じてしまう。
確かに先端をいっている人はファッショナブルに違いないが
先端をいってなくとも
ファッショナブルな人はいるようにも思う。
それも服に限ったことではなく
どんな場所に住み
どんな家具に囲まれ
どんな食事をし
どんな香りを嗅ぎ
どんな音楽を聴くか?
そんな生活スタイル全般に当てはまる。
時間軸が薄まった現代
マイノリティ マジョリティ関係なく
個々の嗜好を認め
各々の価値を見い出し
共存 共有する時代である。
世間的な流行はあるにせよ
これからのファッショナブルは
人の数だけあるに違いない。
Enharmonic