マリアージュ
フランス料理で飲み物、特にワインと料理の組み合わせが良い事を言う
もともとふたつで別々だった存在があたかもひとつの存在のように
調和した状態になること
洋服を構成する重要なものは 生地 型紙 付属 縫製
正にエンハーモニック (異名同音) の名の元に毎シーズン集められる素材群
自分たちにしか奏でることができないマリアージュを
TAVERNだからこそ生み出せるマリアージュを
これからも追い求めていこう
Enharmonic
祭りのあと
展示会も終わり
ようやく落ち着いたこの頃
次のシーズンのアイデアを出すまでの間（ま）でもあり いつも物思いに耽る時期でもある
展示会を行うといつも感じることがある
それは展示会やコレクションの日程の長さだ
東京はメルセデスが中心となって 東京ファッションウィークとしているが
展示会などを含めるとその前後数週間がだいたいシーズンとなる
この数週間に日本の地方や世界中からバイヤーたちが集まり次のシーズンの洋服をピックアップする
数週間にわたってランウェイや展示会などが開催されるため
日程がバラけてしまい盛り上がりに波がついてしまっている現状
また地方から来るバイヤーは長く滞在するか複数回にわたって出張を繰り返すことになる
しかし複数回というのは費用面で考えてふさわしくないため日程を絞った中期滞在が主流
自店の主要ブランドを中心としたバイイングでの日程となり
その日程に合わないブランドには触れることはない
ブランド側がもっとヨコの繋がりを強く持ち
情報を共有しあうことで日程を集約し様々なブランドに触れる機会を作ることが出来れば
今以上に東京ファッションを盛り上げることが出来るのではないだろうか
マーケット主体である現代ならそういう発想も必要なアイデアのひとつである
Enharmonic
2015AW個展
いよいよ本日より4日間2015AWの個展です。
テーマは「TAVERNACLE」
昨今 様々な分野で注目されるNYブルックリン。
そこに存在する教会の名称をテーマとし
ストリートスタイルを軸に
モード グランジといった肩の力を抜いたラフさと
教会の持つ 凛とした静けさ 柔らかな陽射しなど
何処か艶のある
大人のカジュアルウェアを意識したコレクションです
シンプルでスタンダードなデザインの中に
異素材の組み合わせ 着回しの利くユースフルさ サイジングなど
TAVERN的解釈のニューデイリーウェアコレクションです
Enharmonic
この頃
最近のファッションの流行になりつつあると感じるのが古着
古着と言っても
Vintageなどの類のものではなく
リ•ユース つまりはブランドもののリサイクル品である
ファストファッションで飽和状態となった市場はブランドものへと
トレンドがだけではない
この状況は街にも出始めている
今から10数年前
ラブホテル街だった神南エリアの再開発に飲食ビルやファッション
それからしばらくして
セレクトショップが出店しはじめ
渋谷はセレクトショップの街としてファッションの中心にあった
しかし近年セレクトショップは退店をし始め
その跡地はリユースのお店が続々と入り始めているのだ
アベノミクスで経済が良くなると過信し効果をもたらしているのは
ファッション層には二極化がハッキリと始まっている
前述てブランドへの移行と言ったが
ブランドが売れているのはインバウンド効果がその多くを占める
日本の若者はまだまだリユースという古着でファッションを楽しむ
もしくわ古着でしか買えないような
そんな経済が今の日本なのだ
ファッションから経済が変わるとは思えない
しかし
ファッションから明るい気持ちに変えたいということは強く願う
Enharmonic
3大ネックライン
基本となるネックラインは大きく3つ。
ドレッシーな印象を与えるVネック
現在流行の真っ只中と言ってよいタートルネック
そしてカジュアルかつ最も定番なクルーネック。
そんな基本となる3つのネックラインの中で
今シーズンから更に新鮮味を増すのは間違いなくクルーネックだろう。
ノーム・コアというシンプルなコーデが注目され身近なカジュアルが脚光を浴びる。そんなシーズン。
定番中の定番 クルーネックをおさらいするのも良いだろう。
クルーネックはラウンドネック,アイビーネックとも言われ
クルーとは 船乗り、ボートの漕ぎ手 の意味で彼らが着用したニットのデザインから由来している。
また、英国のケンブリッジ大学ボート部のユニフォームが由来という説もあり
英国ではボートネックをクルーと称することもある。
クルーネックのTeeシャツは日用品とも言えるアイテムだが
そんなクルーネックにも歴史があり
物語がある。
Enharmonic
2015AWスタート
また今年も2015年秋冬の
コレクションや展示会がはじまった
毎年一番最初に行われていたpittiも
今年は少し遅めでコレクションが先になったようだ
見ていて感じること
まだまだストリート系の勢いが強い
pittiの会場内に設けられた設備はN.Yの街並みだったり
そしてコレクションもやはり
ドレスといよりはカジュアル
2015年の秋冬の TOKYO MARKET のリアルなところは
おそらくストリートとモードが
定着するくらいになるのではないだろうか
そんななか
わたしたちはどう舵をとるか
時代をよんで先端（さき）を見た発表になるか
リアルタイミングでマーケットを意識した発表になるか
その発表も
もう間もなく
Enharmonic
2014・12・31
２０１４年も残すところあと数時間となりました
今年も色々なものが形となった年でした
年末を迎えると毎年原点に立ち返って自分自身に問いています
なぜファッションが好きなのか たずさわっているのか
はっきりとした答えが見つかっているわけではありません
ただ毎年、最高の物を創り上げようと追い求めています
その過程で溢れ出るエネルギーは素晴らしいものであり かけがえのないものです
ファッションは時空を超越できるものかもしれません
それくらいのエネルギーがあります
２０１４年は９０年代ファッションが席巻しました
次は２０００年のファッションがもうきています
２０００年の「今」が２０１５年の「今」となって新たに息づく
新ためてファッションの持つ力を感じながら今年も終えていこう
来年にはまた今年とは違う自分が待っている
Enharmonic
2015 S/S展示会
日中は比較的暖かな日差しがあり
冬支度にはまだ早い今日この頃ですが
秋冬物に対し早くもご好評頂き
大変有難く思っております。
そんな差中
いよいよ本日10/21〜24は2015 S/Sの展示会です。
パンツのシルエット、価格、流行、そしてベーシック。
大人仕様の新解釈を体現したコレクションを
是非ご官能ください。
Enharmonic一同 心よりお待ちしております。
Enharmonic
流れ
専門紙を読んでいて感じること
時代の流れのスピードが
明らかに早まっている
セレクトショップや大手企業は
大人っぽい服を提案しましょうという動きになっていたのが
２年くらいの話しだろうか
当時
それぞれのお店には大人が好みそうな定番商品が沢山並んでいた
そしてお店の見え方が単一化してしまっていた
その反動からか
最近では若者の服を提案するお店が増えてきているように見える
流行云々の前に
情報スピードの加速化により
時代の流れ自体が早くなってきているため
流行とは別のビジネスライクな流れも
露呈してきているように感じている
ファッションでも露骨にその考え方は必要な
そんな時代なのだろう
Enharmonic
秋の訪れ
2014A/Wが立ち上がりました。
素材感や色味を考えレイヤードする
そんな楽しみが出来る季節です。
TAVERNの秋冬では素材の良さを最大限に引き出す為
大人の愉しみともいえる
着心地や肌触り 着用した時のなんとも言えない幸福感を重視し
シンプルな佇まい
そして
ある意味での “重み ”
を持ったコレクションに仕上げました。
シンプルではありますが
内に秘めたディテール 色の組み合わせ テープ使いなど
随所に TAVERNらしさ を感じて頂けるはずです。
Enharmonicが自信を持ってお届けする2014A/Wのアイテム
是非店頭で御覧になって下さい。
Enharmonic