普段洋服を着る時
どのようなことに気をつかっていますか
わたしたちは
盲学校の生徒と触れ合うことで
様々なことを学びました
わたしたちはファッションをやっています
ファッションを私の定義で言うと
洋服に気をつかうということ
ちなみに
オシャレというのは
選ぶことだったり組み合わせたりすることの
センスが良いということ
と位置づけています
しかし
最近ではその観点が変わってきました
ファッションとは気を遣うということ
すなわち
着るということを楽しむということ
きっとそんな簡単なことなんだと学びました
自分で定義づけることはある程度大事であるが
いつの時も
こころに少しの隙間をもって
なんでも受け入れられる
そんな精神でいることも
きっと大事なことなのでしょう
Enharmonic
クリケット or テニス
英国Vネックニットの代表に
チルデンセーターがある。
チルデンセーターと呼ばれる由来は
1920〜30年に活躍した
アメリカの名テニスプレイヤー
ビル•チルデンに因んでいる。
そんなチルデンセーターも原形をもつ。
16世紀のイングランドを起源とするスポーツ
クリケットのユニフォームである。
ネックや裾のラインはチームカラーを配し
ローゲージで編まれたそのニットは
動き易く
ふっくらした肌触りと保温性は
寒さの厳しい環境下で
選手を怪我から守った。
長く愛されるモノには
必ずそれ相当の理由がある。
Enharmonic
イレズミ
その歴史はとても古く
縄文時代にもその文化があったとされているが
戦国時代の犯罪者の刑罰の一種として用いられていた
という方がどこかなれ浸しいかもしれない
そんな刺青も近代では反攻精神の現れとして
ドラッグカルチャーなどと一緒に歴史を歩んでいったのではないだろうか
そして現代
この刺青文化はファッションとして姿を変えてきているように思う
その根拠にタトゥーシールなるものまで存在する
日本または世界でもこの刺青カルチャーがイコールでファッションには結びつかないが
このカルチャーがファッションのカルチャーと呼ばれる日はそう遠くないのではないだろうか
Tシャツにタトゥーを合わせる
そんな時代が近々やってくるのかもしれない
そうすればきっと
ファッションの幅もまた少し変わることだろう
ファッションには
そうやって少しずつ姿を変えて進化をしている一面もあるのかもしれない
Enharmonic
Human Potential
共に泣き
共に笑い
共に感動する
そんな仲間と
また新たなクリエイションを
創造していくことが出来る。
今の時代に好きな事で生計を立てることができる
ただそれだけで素晴らしく幸せな事だ。
しかし僕1人が現状に満足しているような発言をしたら
きっと叱咤されるに違いない。
そう 今のチームならもっと先の未来を
クリエイトしていくことが出来るはずだと信じている。
新しい価値を提示したり
守るべき文化を継承したり
アーティストがアーティストでいられる環境を創ったり
日本の産業が世界に通じる様な環境を創ったり
世界が一つに向っていける様なメッセージある活動をしたり。
リスペクトしているあの人達は
きっと一生満足せず
その日が来るまで戦い続けるに違いない。
夢に思い 夢を語り
少しでも夢に近づこうと努力する。
いつまでもそんなクリエイター集団であり続けたい。
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新年
2013年
また新しい年が始まった
すべての始まりのきっかけとなる年初め
やり残したことをやり切ることもできれば
新しいことを始めることもできれば
やりきれなかったことを再びやることもできる
そんなスタートとなる節目
その節目だから言えること
この一年をさらなる飛躍の年にするためにも
心に
高い目標と大きな希望をもって
躍進していきたいと思います
そして
モノを手に取った人たちが
そのモノに対して
驚きと感動を感じられるモノづくりの精神を心がけて
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One’s hopes
コトダマ という言葉がある。
声に出した言葉が現実の事象に対して
何らかの影響を与えると信じられてきた。
信じる者
信じない者
どちらもいるだろう。
ただ どちらでも構わない。
自分の意志で
新しい意識で新しい岐路に立った。
まずは立つコトが大事で
まだスタートラインに立ったばかりだ。
来年
同じ志しを持った仲間と
叫ぼう
更なる声をあげよう
大いに夢を語ろう
理想の未来を語り明かそう。
コトダマ
信じなくとも
そんな声が沢山聞こえる
来年を創っていきたい。
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日本の産業を
またひとつ
日本の産業を支える企業が減った
昭和20年代に創業し
日本のデニム産業を支えてきた加工場のひとつ
近年
ファストファッション、価格競争の煽りを受けて
日本での大口ロット生産の減少は相次いでいる
そして
流行もあってかデニムが主流でもない時代である
流行はあって無い様のと同時に
まだ市場が一部の流行をつくる時代でもある
世の中の人が
もっとデニムを履く様になり
それで流行をつくることが出来れば
日本の産業を救う
きっかけのひとつになることが
出来るかもしれない
Enharmonic
創造の競争を
何の業界であっても
業界内での競争は
発展における大切な要素である。
しかし
競争の1番が 価格 となっている。
価格競争が悪いとは言わないが
創造
ということからは
遠のいていっている。
そういう時代だと言ってしまえば
それまでだが
良質なものを知らず
歴史を知らず
理由を知らずに
価格のみの追求になってしまうのはいかがだろう?
経験や知識に基づき
思考し
創造する。
そんな姿勢で働けるファッション業界でもありたい。
物事に対し
真剣に立ち向かい創造するエネルギーは
必ず伝わるものだから。
Enharmonic
the starting point
先週の土曜日、年に一回開催させて頂いている
筑波大学付属視覚特別支援学校での
ファッション講座
弱視であったり 見えなかったり
様々な生徒たちとの触れ合いでは
自分が服を好きになり始めた頃の
純粋な気持ちをいつも思い出させてもらえる
いつもは触った時の感触、着心地だけを考えて
服を買うと言っていた子供たちに色んな服を
着てもらいスタイリングしてあげると
いつもと違うシルエットの自分がいることに
気づく
いつもと違う冒険が出来てる自分に気づく
waku waku している子供たちがそこにはいる
ファッション講座が終わった時に聞こえてきた
子供たちの「あー、服買いに行きてぇー」の声
思わず目頭が熱くなってしまった
ファッションは人にパワーを与えてくれるんだ
と毎回感じさせて頂いてます
ツクルうえで
インターネットの発達によりなのか
ファストファッションの影響なのか
モノづくりをするヒトでさえ
インターネットを利用し
それを参考にして
モノづくりを行うこともあるだろう
その時に大事なことは
モノづくりをする側が
そのモノの本質だったり
ルーツをしっかり理解してつくれているかということ
ルーツを知らず
見た目を意識しすぎたために
仕様面に支障が出て
ツメの甘さが出てしまう
そうならないためにも
常に
ルーツをたどるということは
ひとつ重要な行為なのだ
Enharmonic